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税務調査が入りやすい会社の特徴とは
税務調査の対象となる会社は、税務署が選定するのですが、もちろんくじ引きなどで選ばれているのではなく、過去の申告資料や取引情報などを分析したうえで決められます。では、主にどのような会社が選定されやすいのでしょうか。
下記にまとめてみました。
◆調査対象となりやすい会社のタイプ◆
◎設立して３期程度が終わった会社
◎以前の税務調査で追徴課税を受けた経験のある会社
◎脱税傾向の強い業界の会社
◎利益が最低でも１０００万円以上となる規模の会社
◎内部告発された会社
◎売上高の変動が大きい会社
特に可能性が高いのは、一度追徴を受けた会社です。一度不正を働いた会社は、当分信用してはもらえず税務調査の対象から外され難くなります。
また、利益の少ない小規模な会社は対象から除外される傾向にあり、やはり大きな税収が見込みやすい規模の会社がターゲットとなりやすい傾向です。
ちなみに、不正を行ったけど税務署なんて来なかった、などと安心している人もいますが、税務署は不正があってもすぐには調査に来ず、数年観察されます。なぜなら、税務署は過去７年までさかのぼって税金を徴収出来るからです。
また、自分で不正を働いているつもりがなくても、結果的に知識不足により追徴となってしまっては同じ事です。自信のない人は必ず税理士に相談しましょう。
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