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不貞行為の線引き
民法で定義されている「不貞行為」とは、配偶者以外と肉体関係を持つことを指し、離婚事由として法律で定められています。また、事実婚の場合でも不貞行為が成立する場合もあります。
不貞行為の線引きは一般的に性行為など肉体関係を持った場合に不貞行為が成立するとされていますが、場合によっては食事やデート、手を繋いで街を歩くなど肉体関係に至っていない段階であっても不貞行為として法的に認められるケースがあります。
また、世間一般の不貞行為の線引きは、人それぞれの価値観に伴う定義があるため立証することはそう簡単ではありません。例えば、肉体関係に至っていない場合であっても配偶者以外と二人きりで出かけたという場合であっても、これを不貞行為とみなす人、みなさない人がそれぞれ存在する可能性があります。法的な物証で確実に立証するには、法律で定められている肉体関係があるかどうかの証拠を手に入れる必要があります。メールや、電話のやりとりなど結婚相手が自分以外の誰かと肉体関係を持っていたという証拠をなるべく多く集めましょう。例え、間接的に肉体関係があったという情報を入手しても効力のある証拠となるので交際相手と関係のありそうな人たちに話を聞くことも解決への近道になります。
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