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社内規程の運用

●整合性と定着状況の確認

社内規程を作成した後は、整合性のチェックと運用状況の検証をする必要があります。整合性のチェックは、多くの人が関われば関わるほど難しくなります。規程の様式・用語・文章表現・名称については形式をすべて一致させなければなりませんし、規程内容は、社内帳票・組織図・業務フロー図などの他規程と矛盾があってはなりません。
規程・社内帳票・組織図・業務フロー図・職務権限などのすべてにおいて矛盾が無いよう修正が必要です。運用状況の検証としては、運用実態との相違がないか、及び規程の定着状況の確認があります。

●運用前のチェック

規程は施行前に確実にチェックを行い、施行後の修正は最小限になるよう心掛けましょう。後からの修正は連絡・徹底が難しく混乱を招く恐れがあるからです。規程は実際に施行してみないとわらない箇所があるのも事実ですが、修正箇所は施行前にできるだけ無くすように心がけることが重要です。

●規程運用に際してのポイント

・規程の目的や役割を社員に説明し理解させる
・規程運用の体制を整備し、責任と権限を明確にする
・規程は、いつでも、誰にでも見られるように保管し、利用し易いように工夫をする
・定期的に見直しを行なう
・改訂手続を明確する
・運用状況を定期的にチェックする
・運用されない理由(不平不満)も調査し改訂に活かす
・規程違反者に対する罰則を明確にする

上記の項目に注意して運用していきましょう。

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