はじめまして。米山剛司法・行政書士事務所と申します。
相続と聞くと「自分は大丈夫」「うちは資産が少ないから関係ない」と思われるかもしれません。
しかし、相続の問題は税金だけでなく、その後の家族の形を、大きく変えてしまう危険もあります。

生命保険文化センターの調査によると、相続税がかかる方の割合は8.3%です。
しかし、相続争いが起き、調停等に発展してしまった事件の割合を資産額で見てみると、
資産額一千万円以下が34%、一千万円～5千万円以下だと43%、合わせると、資産額5千万円以下で、
なんと約80%に登ります!相続税よりも「争族」の方が心配ですね。

元気な時は、死後のことなど考えたくないものです。
しかし、たとえば財産が家のみで、所有者(夫)が亡くなった場合「配偶者居住権」を使えば、
妻は今の家に住み続けられ、相続税の負担も軽減できる可能性があります。
元気な時ならこうしたことも考慮でき、「なぜこの分け方なのか」を遺言に書いておくこともできます。

近年、独り身の方や、子供がいない方が亡くなり、面識のない甥や姪に、財産が渡るケースも増えています。
遺言は状況が変わったらいつでも書き直せますので、ぜひ一度ご相談ください。

――◇◆成年後見の申し立て手続きも承ります◆◇――
認知症などで判断能力が不十分になると、その方は遺言を書くこともできません。
また、相続人の中に認知症の方がいる場合、相続手続きはより複雑になります。
お手続きが必要な方は、ぜひ一度ご相談ください。