Q&A

Q.夫婦で住宅の購入を検討しています。
資金の一部を贈与して夫婦名義で購入しようと考えてるのですが、贈与税は支払わなければならないのですか？

A.贈与税には「贈与税の配偶者控除」という制度があり、婚姻期間が20年以上の夫婦で居住用不動産又はそれを取得するための金銭を贈与した場合は、2,000万円までの控除が受けられます。
よって基礎控除の110万円と合わせて2,110円以下は贈与税はかかりません。

Q.相続税を減額するために贈与税の上手な活用はありますか？

A.贈与税は一人あたり年110万円の基礎控除がありますので、長期的に分けて贈与することで贈与税、相続税大幅に減額できることがあります。
ただし、被相続人が死亡する3年以内の法定相続人に贈与したものについては、相続税の対象となります。
計画的に確実な節税を実現するためにも専門家に相談してみることをおすすめします。

Q.相続税について専門家に依頼するメリットはなんですか？

A.贈与税や相続税の税率は最高で50％と非常に高い税金です、申告方法やをすることで、場合によっては数百万～数千万の差が生じることもあります。
分からないことや不安なことがあれば、少しでも有利な対策をするためにも無理に一人でなんとかしようとせずになるべく早く専門家に相談しましょう。

Q.相続税の申告時に遺産分割が終わっていないのですが、どうすればいいですか？

A.法定相続分で相続したと仮定して申告します。
その後、遺産分割が決まったら正確な相続税を算出し直して修正の申告や減額更正を行い、税額を納付または、還付してもらう形になります。
遺産分割が決まっていないからといって放置して申告期限を過ぎてしまうと、延滞税など本来なら支払わなくてよい税金を課せられますので、注意しましょう。