〜事前の対策で養育費の滞納を回避しましょう〜
養育費は、特別な場合を除いて、離婚後に継続的に支払う事になります。そのため、子供が成人するまで滞りなく支払ってもらうことは、そんなに簡単なことではありません。万が一、離婚後、離婚相手が再婚をすると、養育費が滞りがちになったりする事もありますので、事前にしっかりとした対策が必要になります。

◇的確な離婚協議書を作成します◇
養育費に関する取り決めを「離婚協議書」に記載するのが一般的ですが、それをさらに強化させるために「強制執行認諾約款付公正証書」で作成しましょう。この文書を作成することで、万が一相手が養育費を滞納した場合にも、裁判を起こすことなく強制執行をかけることが可能となります。また、それが相手への無言のプレッシャーとなり滞納の抑制につながります。

〜親権の獲得に全力を尽くします〜
離婚をする際にお子様がいらっしゃる場合は、親権の獲得が離婚問題の焦点となりやすいものです。親権を獲得するためには、離婚前に出来る限り子供とは別居せず一緒に暮らし続ける事で、裁判所の印象を良くすることができます。親権については、協議や調停が整わなければ最終的には裁判所の審判となります。出来る限り有利な証拠を揃えられるよう、当事務所が丁寧にサポート致します。