個人年金保険の活用で、安心の資産形成

公的年金に不安が叫ばれる中注目されているのが「個人年金保険」です。個人年金保険とは、将来のためにまだ働けるうちから個人年金を積み立てる事で、老後に安定的な収入を確保する商品です。個人年金は大きく分けて２つの種類があります。

■定額年金保険

保険を契約する際に、予め将来受け取る予定の年金額を「確定」出来る保険です。注意すべき点んは、万が一中途解約をしますと、解約返戻金が既に払い込んだ保険料を下回る可能性があります。また、先に受取額を確定させていますので、将来万が一大幅なインフレが起った場合は対応が難しくなります。

■変額年金保険

その名の通り、受け取る予定の年金額が、その運用方法次第で変動する保険です。これは「投資型」とも呼ばれています。つまり、投資信託と生命保険を組み合わせたような商品で、万が一被保険者が死亡した場合は、払込済の保険料相当額を死亡給付金として保証してくれるものが一般的です。
また、運用成果によって解約返戻金も増減します。定額年金保険と違い、変動している分、将来のインフレ等には比較的対応しやすい商品と言えます。基本的には中長期的な運用を前提としていますので、中途解約した場合は定額年金保険よりも高い解約金が発生するリスクもあります。

どちらを選ぶかは、考え方次第ですが、個人年金を利用する事で将来の収入源を確実に確保する事が出来ますので、非常に安定した資産形成手段であると言えます。