成年後見制度とは、認知症や精神障害等の事情で判断能力が衰えてしまった時に、その方をサポートしてくれる人を裁判所に選んでもらう制度です。しかし、判断能力がどれくらい不十分なのかは個人によって様々ですよね?

説明会などでお話しを伺っていると、後見人が必要な状態なのに、家族に遠慮して申立をしない方、制度を利用せず一人で背負われている方もおられます。当事務所は、現在も20人程の後見人を務めており、「怪我で障害を負った」「家族に迷惑をかけたくない」「子供と疎遠で頼れない」など、様々なご事情がある方をサポートしています。

「親の判断能力に不安が出てきた」「後見人に専任されたがどうしたらいいかわからない」「自分は後見人になれるのか?」など、疑問・質問がある方、後見人が必要な方のご家族・ご周囲の方も、遠慮なくご相談ください。

――成年後見人の主な業務内容――
情報収集及び財産状況の調査、各機関への届出、金融機関への届出、関係者との連携、郵便物の管理、
定期的な面談、財産管理事務、身上監護事務、同意権・取消権、家庭裁判所への報告　など

――将来に備える、任意後見制度のご相談も承ります――
「任意後見制度」は、自身が信頼できる方を、予め後見人に選んでおく制度です。後見人が苦手なタイプの方だと、それはそれでストレスになります。将来に不安がある方、もしもの時に備えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。