――解決事例【離婚】――
〈ご相談内容〉
ご依頼者Aさんは、結婚してお子さんにも恵まれましたが、妻が里帰り出産をした後、長期間にわたりもどって来ず、会うたびに口論が絶えなくなったことや、その他の事情も相まって離婚を希望し、当事務所に来られました。

〈当事務所の解決〉
妻は離婚をかたくなに拒否していましたが、 当事務所が交渉したところ、Aさんの意思が固いことや、解決金を支払うこと、お子さんについても面会交流と一定の養育費を支払うことを条件に合意。離婚が成立しました。

――解決事例【不貞慰謝料請求(被請求側)】――
〈ご相談内容〉
ご依頼者Aさんは、Bさんに交際相手Cさんがいることを知らずに交際していましたが、BさんとCさんが結婚することになり別れました。しかし後に、婚約期間中にAさんとBさんが交際していたことが原因で、BさんとCさんが離婚することになり、AさんはCさんの弁護士から高額な慰謝料請求を受け、当事務所に相談に来られました。

〈当事務所の解決〉
AさんはBさんに交際相手がいることを知らなかったため、支払義務がないと請求を拒否したところ、Cさんから裁判を起こされました。裁判では婚約の成立が否定されたほか、BさんとCさんの交際を知らなかったこと、結婚後の関係がなかったことが認められ、Cさんの請求を棄却する判決を得ました。最終的には、Cさんから控訴されましたが、紛争の長期化を避けるため、Aさんが一定の低額の解決金額を支払うことで和解しました。

――解決事例【養育費】――
〈ご相談内容〉
ご依頼者(Aさん・女性)は、お子さん(長男)が小学生のころ離婚をしましたが、離婚をする際、養育費などの取り決めは何もしませんでした。その後、Aさんは長男が中学生に上がるときに、養育費を払ってほしいと元夫に頼んだところ、元夫から長男の中学の入学時に20万円、中学1年生の夏休みのときに20万円支払われただけで、その後は支払いがなく、請求しても「払ってきている」と支払いを拒否され、当事務所に相談に来られました。

〈当事務所の解決〉
これまでの状況も踏まえて、すぐに養育費の支払いを求める調停を起こしました。結果、2回目の調停期日で、長男が私立中学に行っていることも考慮され、いわゆる算定表によって算出された額よりも2万円多い8万円を、長男が大学等を卒業するまで、支払ってもらえることになりました。