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老後にかかる費用
老後のために準備しておくべき金額とは、一般的にどのくらいでしょうか？
・60歳以降の生活費
85歳までの25年間とすると、約25万円×12ヶ月×25年間＝7500万円
・その他必要なお金
医療費、介護費用、緊急予備資金など、予備費的なお金を500万円～1000万円程度
住宅のリフォーム、修繕費を300万円程度
上記の合計金額から、
・入ってくる公的年金
夫＝厚生年金、妻＝国民年金とし、受給期間を20年とすると（16.7万円＋5.2万円）×12ヶ月×20年間＝5256万円を差し引いた金額が、60歳時に準備しておくべき金額、約3000万円～3500万円となります。
もし、退職金が2000万円であれば、その差額の約1000～1500万円をその前に準備しておかなくてはならないことがわかるでしょう。
また、ゆとりある老後生活を送るためには、一世帯月々35.4万円（年間約425万円）必要といわれています。
生活費の水準が高ければ、当然、その分準備すべき金額も多くなります。
自営業などで、国民年金の場合には、公的年金からの収入額がとても少なくなり、やはり、自分で準備しておくべき金額が増えます。
短期間で準備できる金額ではないので、計画的に準備をしておくことが必要です。
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