水回りリフォームとは

水回りとして挙げられるのは、浴室・トイレ・洗面台・キッチン等です。水回りは使用頻度が高く、劣化が進みやすいといえるでしょう。日々の生活を少しでも快適にするために、リフォームを希望する方が多いといえるでしょう。それでは、どのような場合にリフォームを検討するのでしょうか。
まず、湿気によるカビや水垢が目立ってしまった場合です。市販のクリーナーを使っても、落とすことができずに、困っている方もいらっしゃるでしょう。浴槽のリフォームでは、水垢が付着しにくい壁や、汚れを落としやすい床に取り替えることができます。カビの発生を防ぐために、浴室に換気乾燥暖房機を取り付けることもできます。また、汚れがたまりやすい浴槽のドアを、パッキンをなくす等の工夫で、掃除をしやすいものにすることも可能です。くもりにくく、水垢のつきにくい鏡や、髪の毛等が集まりやすく、捨てやすい形状の排水口もあります。キッチンでは、カビや水垢だけではなく、油汚れも考えられます。こびりついてしまった油汚れを綺麗にするのはとても大変なことでしょう。リフォームをすることで、軽く拭くだけで汚れを落とせるものにすることができます。また、埃のたまりにくい換気扇に取り換えるのもよいでしょう。このようにして、日々のお掃除が大変だという悩みを解消することができるでしょう。
次に、外見上は問題がなくても、内部では劣化が進んでいる場合があります。水漏れにより、内部が腐食してしまうのです。シロアリが発生していることも考えられます。内部の劣化を発見するのは難しいですが、一般的には、約１５年から２５年で水回りのリフォームをするのが適切だと考えられています。また例えば、蛇口から水を出すと、水に錆が混じっていることもあるかもしれません。そのような場合には、蛇口もしくは配管を取り替える必要があります。取り替えるなら、節水タイプの蛇口やシャワーにしたいというような要望もあるでしょう。
その他にも、スペースをもっと広くしたい、収納を増やしたいという要望もあると思います。例えば、脱衣場が狭くて着替えるのに不便だったり、食器を片づける収納が足りなかったりすることが挙げられます。
リフォームすることで、水回りに関する日々の悩みや不満を解消することができます。また、自分好みにカスタマイズをすることも可能です。リフォームは時間も費用もかかるので、早めに検討するとよいでしょう。