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企業買収を成功させる、買収監査とは
買収監査は、通常売り手と買い手が合意に向けての基本合意締結後に行なわれます。これは、買い手がM&Aを最終判断するにあたり、公認会計士や監査法人が会社の実態を把握するために行う企業のメディカルチェックのようなものです。
具体的には、これまで買収を検討する際に確認していた財務諸表や契約書等の正確性、資産の実財政等の確認を行ないます。予算の範囲内で、必要と思われる箇所のみ抜粋して調査する事も可能です。
買収後、「こんなはずじゃなかった」という事態を避けるために行ないます。
◆買収監査 (デューデリジェンス) の種類◆
◎法務デューデリジェンス
売り手側の現在、および将来の取引における法律上の債権債務の洗い出しを行ないます。
買収後、思わぬ法律上のリスクを負わないようにするためです。
◎財務デューデリジェンス
財務上のおよび税務上のリスク情報を確認します。経営実態の調査でもありますので、とても重要な部分になります。
◎ビジネスデューデリジェンス
売り手側のビジネスの実態を調査し、本当に買い手側の目的を達成する事ができるかどうかを確認検証します。M&A後の利益計画はどのように描けるのか等を判断するための情報を収集するためでもあります。
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