1　意外と知られていない賠償基準の違い
交通事故の損害額を考えるにあたっては、大きく分けると「自賠責基準」、「保険会社基準」、「裁判基準」の3つがあります。一般論としては、裁判をした時の基準である「裁判基準」が高い損害額になります。交渉の段階で「裁判基準」に見合う基準を獲得することは難しいという事情もあるのですが、代理人弁護士としては、相談者にとって一番利益のある算定方法を根拠に相手方との交渉にのぞむのは当然のことです。

2　法律上の注意点
そのほか、交通事故の解決を考えるにあたっては、治療費、休業損害、後遺障害による逸失利益、慰謝料、過失相殺などを考えるにあたって、法律上それぞれ気を付けておくべき事項があります。
その際、特に、法律上は、「症状固定」(完治という意味ではなく、これ以上治療を続けても改善しないという意味)の時期がキーポイントになります。

3　お気軽にご相談下さい
当事務所は相談者の立場にたって、親身にお話を聞きつつ、迅速かつフットワーク軽く事件に取り組むよう心がけております。相手方が任意保険に加入している場合には、一定額の回収が見込めますので、着手金をなくして報酬で弁護士費用を精算するなど、相談者の方が弁護士を利用しやすいように柔軟に対応をしています。また、場合によっては民事法律扶助の利用によることも可能です。
是非お気軽にご相談下さい。