弊所では開業以来、相続人が海外に住んでいる、相続人の中に日本語がわからない
外国人がいる、などの国際相続のご相談やご依頼を全国各地から頂いて来ました。
特に弊所はブラジルや英語圏(アメリカ、カナダ、イギリス、フィリピンなど)に関する
相続のご依頼を多く受け、解決ノウハウと実績を積み重ねてまいりました。

国際相続においては、被相続人の国籍、それぞれの本国法などから
適用される国の相続法を判別し、その国の法律に沿って手続きを行う必要があります。
弊所にご依頼頂く案件のうちの多くは、被相続人が日本人で、相続人の中に外国人がいる
というケースです。

例えば、被相続人のお子様の1人がアメリカに移住し、先に亡くなっていた場合は、
代襲相続により、被相続人のお孫さん達が相続人となりますが、
お孫さんは生まれも育ちもアメリカで日本語が全くわからないと言うケースや、
生涯独身の方が亡くなり、その兄弟姉妹の数人がブラジルに移民しており、
ブラジル国籍の甥姪多数が相続人となった場合、などがあります。

弊所では、それぞれの事案に応じて、ブラジルならポルトガル語、アメリカなら英語、
と言うような、多言語での連絡や書類の作成が可能です。

相続手続きを申請する法務局や金融機関と打ち合わせた上で、
日本の相続手続きに合わせた形で海外の書類の収集を行い、
宣誓供述書を作成するなどして、過去にご依頼頂いた案件を完了させてきました。