昭和23年〜昭和63年の間に受けた集団予防接種等(予防接種またはツベルクリン反応検査)で、B型肝炎ウイルスに感染した方は、最大で約40数万人いるとされています。

〜B型肝炎訴訟とは〜
昭和23年、予防接種法が施行されましたが、国が強制した集団予防接種の現場では、注射器が連続使用されていました。このことが原因で多くの方が、B型肝炎ウイルスに感染するに至り、被害者の方々が国に対して求めた損害賠償訴訟を「B型肝炎訴訟」と言います。

長い歳月をかけ、いくつもの集団訴訟が提起された結果、平成23年6月、国と原告団・弁護団の間で「基本合意書」が成立。翌平成24年1月には「基本合意書」に基づき、〈B型肝炎ウイルスに感染された方〉〈その方から母子感染された方〉〈これらの方の相続人〉を救済する制度、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」が施行されました。

〜以下の方は給付金を受けられる可能性があります〜
◎B型肝炎ウイルスに持続感染している方
◎満7歳になるまでに集団予防接種等を受けている方
※昭和23年7月1日～昭和63年1月27日の間に集団予防接種等(予防接種またはツベルクリン反応検査)を受けた方
◎母子感染をされた方
◎B型肝炎ウイルスの感染が原因で亡くなられた方のご遺族

請求には2022年(平成34年)1月12日までという期限があります。また、国による弁護士費用の一部負担などもございますので、詳しくは、当事務所までお尋ね下さい。