海洋葬（海洋散骨）

~海洋散骨とは～
海洋散骨は、海へ散骨するものです。一般的にお墓を買うなどの場合よりも費用が安く済むとされています。関東近郊や関西近海でも海洋散骨を行うことが出来ます。

～海洋散骨のメリット～
金銭的な負担が少ないことや、お墓の管理といったことがないために遺族の方の負担が少ないことが利点です。また、故人が海に対しての思い入れがある場合なども海洋散骨を選択される方が多くなっています。

～海洋散骨の注意点～

個別散骨を行う際は、岸から離れている場所を選びます。海洋散骨は、基本的には海水浴場や養殖場、釣り場を避けた沖合で行われています。また、海上交通網の妨げにならないような場所を選びます。
また、花束や大きな花環を海に投げ入れるのもマナー違反とされています。献花をする際は茎を取り除き、花びらだけを手向けるようにします。

~海洋散骨の種類～
海洋散骨は、1人の故人のために行う個人散骨と、複数の遺族と合同で行う合同散骨、また葬儀社に依頼して代行してもらう代行散骨があります。ゆっくりと遺族だけで行いたい場合は、個人散骨を選択するのが一般的です。

～海洋葬の流れ～
生前申し込みなどを行い、埋葬をせずに散骨する場合は「埋葬許可証」、埋葬してから散骨する場合は「改葬許可証」を使用し申し込みを行います。
～海洋葬の費用～
＃相場#費用の内訳＃具体的な見積もり例
海洋葬での費用は個人散骨の場合、40万円程度、合同散骨であれば10万から20万程度、代行散骨では10万円程度となっています。
費用としては、船のチャーター代などが中心となっています。遺族のみの散骨や乗り合いでの散骨など、様々ありますので、慎重に検討する必要があります。