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訪問介護事業のデメリット
何かと企業側にメリットの多い訪問介護事業ですが、メリットもあれば当然デメリットもあります。
◆訪問介護のデメリット◆
◎利用者の確保が難しい
例えば、介護施設であれば、建築段階でその施設の外観自体が大きな宣伝広告となりますが、訪問介護の場合は、利用者側からは実態がつかみ難く、存在自体を認識するのが比較的難しい業種です。そのため、はじめに利用者を確保するには地道な営業努力が必要になるのです。
◎競合が多い
昨今の介護ブームで、介護業界に新規参入した企業同士で顧客の奪い合いが起っています。特に大手企業の参入も多く、小規模ではじめる場合は、それなりの信用を築き上げていかなければならないため、非常に大変です。
◎退職者が多い
ホームヘルパーは肉体的・精神的に高負荷で重労働であり、１年未満で辞めていく職員が多いのが現状です。また、それに比べて給料も決して高くないため、今後こう言った介護報酬の問題も見直しを行なっていく必要があると思います。
◎人手不足
ホームヘルパー資格は取得しやすいのですが、資格取得者のうち実際に介護に従事する者は全体の２割程度であると言われています。せっかく資格を取得しても、労働に対する対価が安いため、介護業界からはなれていく方が多いのが現状です。
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