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さまざまな知的財産権
知的財産権とは、私たちの出したアイディアや発明を保護するための大切な権利です。無形のものを保護する役割を持っているため、知的財産とされるものは有形無形を問いません。では、知的財産権には具体的にどのような種類のものがあるのか、詳しく解説していきます。
１：産業財産権
◎特許権：新技術を用いて今までに存在していなかった社会的に有用であると認められる産物に対して認められる権利。
◎実用新案権：特許の産物などにおいて、新発想によって改善したものなどに認められる権利。
◎商標権：商品の出所やブランドなどで企業を明確にするために用いられる権利。
◎意匠権：デザインを保護する権利。工業的デザイン。
２：著作権
書籍や音楽、映画など芸術的なものを保護します。最近では、テレビゲームやプログラムなども含まれるようになっています。
３：回路配置利用権
コンピューターの性能を決定する心臓部の半導体集積回路についての権利。かなり細かい設計や開発がされている部分で、利用価値が非常に高い。
４：商号権
会社の名前等の商号を保護します。商号については、会社法と商業登記法によって管理されています。
５：育成者権
植物の品種改良などの工程等に関する権利。農作物としても非常に高い価値を持っています。
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