海外進出を成功させるための方法

海外で事業を成功させることは、日本で成功させるよりも非常に大変です。日本では当たり前のことでも、海外に行けばそうではなかったり、違法になったりする場合もあります。
まずは、綿密な進出計画を立てることで、融資を受けやすくし、失敗しない海外進出を実現しましょう。

◆進出計画案で決めておくべきこと◆

海外進出だけに限らず、新規事業を立ち上げる際にもっとも重要となる要素は、「投下資本の回収計画」と「早期黒字化」です。
海外進出においては、早ければ３年、遅くても５年程度で黒字化を目指さなければ事業は失敗に終わる可能性があります。
前提として、海外市場は私たちからすれば「アウェー」に乗り込んで試合をするようなものですから、日本でのビジネス以上に確実な計画が必要になります。
そのためにはまず進出計画の柱として、黒字化目標時期を設定し、そこから逆算してどのように売り上げを上げていくかを計画することが重要です。

◆コンサルティング会社の活用◆

海外情勢について、一般の私たちが国内にいながら正確に調査することはほぼ不可能です。
そこで、海外進出を専門に扱っているコンサルティング会社や、海外法務に精通している国際弁護士に相談することをお勧めします。
いきなり現地に乗り込んで調査しますと、非常に効率が悪く経費ばかりがかさんでしまいます。
まずは、入念な予備調査をこれらの組織に依頼し、その上で現地入りし、予備調査との相違点を確認し、それにあわせて進出計画を修正していきましょう。