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国際結婚以上に大変な、国際離婚問題
あまり知られていない国際離婚の問題ですが、実際は国際結婚する時以上に大変なお手続になる事が多いのです。
国際結婚をする場合でも、最近ではチェックが強化されているため、相手との出会いから結婚までのいきさつを作文で書き、それらを裏付ける写真等を貼付して提出しませんと、結婚すら認めてもらえないこともありますが、離婚する場合は、さらに面倒な問題がつきまといます。
そもそも国際結婚は、国境を跨いでいる法律行為ですから、いわゆる準拠法の問題が生じます。すなわち、日本の法律で必ずしも離婚が成立出来るとは限らないという事です。
誰しもが離婚を予測して結婚する際にこういったことを調べる事はしないでしょうから、事が起ってはじめて直面する問題です。
また、相手方が離婚協議に応じて任意で離婚が出来るような状況であれば、準拠法に従えばまだお手続自体は可能ですが、日本で言う調停離婚や裁判離婚に発展した場合は、非常に複雑な司法手続が必要になるケースがあり、とても個人の知識では手に負えなくなってしまいます。
ですので、万が一国際結婚を行なう際は、専門知識が豊富な弁護士に依頼する事で、間違いの無い手続を行なう事が重要です。
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