1　紛争予防の基本は「遺言」にあり
相続紛争の事前予防のためにもっとも有効な手段は「遺言」をすることです。多くのトラブルが「遺言」一つで解決できます。

2　「遺言」をする際の注意点
ただ「遺言」が存在するということだけで安心はできません。「遺言」は厳格な要式行為とされていますので、例えば、遺言の中で日にちを書き忘れたといった形式的理由だけで無効になってしまうことがあります。また、「遺言」が形式的に有効であったとしても、その中の文言が不明確であるがゆえに、遺言者の意思に反して、かえって紛争が生じてしまうこともあります。

3　専門家のアドバイスを受けることをお勧め致します
上記のようなことがないように、「遺言」に関しては、事前に専門家(弁護士)のアドバイス等を受けることが必要です。
折角遺言を作成しても、遺留分減殺請求や遺言無効確認訴訟等が生じてしまうと無意味です。
他方、不当な遺言であると思われる方も一度ご相談下さい。争うことが妥当かどうかのアドバイスを致します。

4　お気軽にご相談下さい
当事務所は相談者の立場にたって、親身にお話を聞きつつ、迅速かつフットワーク軽く事件に取り組むよう心がけております。遺言によって税負担が生じるような場合は、税理士等と一緒に相談をお聞きすることも可能です。
是非お気軽にご相談下さい。