風評被害から企業を守る、逆SEO対策とは

いわれのないネット上の書き込みの影響で、企業やお店が大きな営業被害を受けることが増えてきています。企業によっては、ネット監視員を常駐させ、ネット上の見回りを行い、見つけた場合は即座に掲示板管理者やプロバイダに削除依頼を出すなどの対策がとられています。
しかし、数が多くなってくるとこれだけでは対処しきれないのが現状です。そこで、昨今では最新の対処法として「逆SEO対策」というものが注目されてきています。

◆逆SEO対策とは◆

通常の検索エンジン対策（SEO）は、「人に見せたいサイトの検索順位を上げる」ことを目指しますが、逆SEOでは、「見せたくないサイトを下げる」ことを目的とします。つまり、逆SEO対策とは、人に見られたくないサイトや、自分にとって都合の悪いWEBサイトの検索順位を下げる対策のことです。
例えば、飲食店の名前を検索して、検索結果のトップに「まずい」だの「接客が悪い」だのの悪評ばかりが表示されては大きな営業上の打撃を受けます。
これを逆SEO対策で表示順位を下げて、ユーザーの目に止まりにくくします。では具体的にはどうするのでしょうか。

◆ポジティブサイトを作る◆

逆SEO対策では、悪評本体のサイトを操作して検索順位を下げることができないので、その代わりにその悪評サイトよりも上位にくるポジティブなサイトを量産します。
これにより、自動的に上位によい評判のサイトが表示され、悪評サイトはどんどん下がっていきます。
逆SEO対策は、高度なウェブ知識などを必要としますので、検討される場合は、専門の業者に相談されることをお勧めします。