――取扱事例1　公然わいせつ罪等で逮捕されたが、起訴を回避した事例――
【相談前】
公然わいせつ罪で逮捕、余罪を含めて長期の勾留や起訴も視野に入れていました。
【相談後】
速やかに接見し、取調べ対応について指示。並行して捜査官側との調整を行い、検察官への意見書提出等により起訴を回避、釈放されました。治療の必要性等も検討・助言しました。

――取扱事例2　複数回の薬物使用の前科があるが、保釈が認められた事例――
【相談前】
大麻取締法違反で逮捕・勾留。過去に複数回の薬物使用歴があり、押収された薬物も少量とはいえない量でした。また、一人暮らしで身元保証人になれそうな家族が近くにいない状況でした。
【相談後】
速やかに保釈の準備を開始し、友人に身元引受人をお願いした結果、保釈金も準備していただけることに。また、勤務先や通院に関する資料等を準備し、起訴と同時に保釈請求をしました。裁判官からも事情がよく分かる保釈請求書でしたとの言葉をいただき、保釈の許可を得ました。

――取扱事例3　住居侵入・強盗未遂で、求刑の5割程度の判決に抑えた事例――
【相談前】
住居侵入とともにナイフを使った強盗未遂を起こし、さらに、別件の窃盗も起訴され、犯行態様も悪質な部類に入るため、長期の判決が予想されました。
【相談後】
依頼者に精神疾患があることや、人間関係に複雑な状況があることが分かり、社会福祉士と連携し、更生支援計画を作成。通院先に病状に関する資料を提供してもらい、依頼者に有利な情状証拠として裁判で提出。並行して示談交渉を実施し、状況なども説明した結果、求刑の5割程度の判決に抑えることができました。