もしも日本で交通事故を起こしてしまったら

万が一、日本において外国人の方が交通事故を起こしてしまったら、まず何をすべきなのかについて、具体的に解説していきたいと思います。知らない土地でのアクシデントに戸惑う事無く、冷静な対応をするためには、事前に以下を確認しておく事が重要です。

■日本で事故に遭った場合の対処法

１：怪我人の救護

事故による怪我人の救護をまず第一に行います。また、同時に１１９番通報を行い救急車を呼びます。決してその場から立ち去ったりせず、状況に合わせて必要な措置をとりましょう。

２：警察へ通報

救護した後は１１０番通報し警察へ連絡を取ります。日本では警察への通報は「道路交通法」で規定されており、どんなに小さな事故であっても運転者の義務とされています。もちろん罰則規定もあります。
また、警察への連絡がないと保険が適用出来なくなります。

３：保険会社へ連絡

任意保険の代理店へ連絡し、支持をもらいます。後から補償問題に発展することを予想し、必要な証拠についても確保しておかなければなりません。車両等を動かす前に写真を撮るなどして現場状況を記録しておくことが大切です。

４：目撃者の確保

事故の様子を目撃していた人の連絡先などを控えておきます。目撃者の情報は非常に有力な証拠となるため重要なのですが、時間が経ってからだと目撃者の確保は難しくなります。
出来る限りその場に居合わせた人物の連絡先や証言などは、メモを取るなどして記録しておきましょう。