高齢者が人生の終わりを迎えるにあたり、自身の希望を書き留めておく「エンディングノート」を残す方がいます。
具体的には、残される家族へのメッセージ、葬儀や墓などの準備・指示、円滑な遺産相続のための財産(負債)の所在の記載、相続割合や処分方法を指示しておくものが多いようです。
しかし、エンディングノートには遺言書としての法定の要件がないために、遺産分割の内容・法定相続分の指定等について、エンディングノートのみでは作成者のご意見を実現できないという法的な問題が残ります。

当事務所では、エンディングノート作成をサポートしつつも後々にトラブルとならない「法的に有効な遺言書」作成をお勧めいたします。

◆遺言書作成のメリット
・遺産分割協議の争いを防ぐ
遺産分けの指示や相続割合を遺言書に記載することにより、相続人同士の遺産分割トラブルが回避できます。
・自分の意思を反映した相続ができる
「配偶者に全部相続させたい」「法定相続人以外に財産を譲りたい」「他の相続人よりも多めに相続させたい」等の被相続者の意思による分配が可能となります。
※ただし遺留分についての考慮が必要になります。

また、相続財産の登記手続き、銀行の預貯金や株券・有価証券の相続手続きもサポートいたします。
※外出が困難なご高齢者の方のご相談には出張にて対応いたします。

人生の大切な節目である相続。
円満にスムーズに乗り越えられるようスタッフ全員が心を込めてお手伝いいたします。