「認知症対策をしたい」
「財産を大切な人の未来のために使ってほしい」
とお考えの方には、大切な財産を守る対策として、家族信託という制度もございます。

家族信託とは、あなたが保有する不動産や預貯金などをほかの財産とは切り離し、目的を定めて信頼できるご家族に管理・運用してもらうという制度です。
目的の定め方によっては遺言書や成年後見などでは対応しきれない問題やニーズを解決できる可能性があります。

◆こんなお悩みも解決できます◆
・認知症になった時の治療費や以後の生活費が心配
・配偶者に家を残しておきたい
・子どもの未来の生活費を確保したい
・特定の財産を引き継ぐ者を複数の代にわたって定めたい
・ペットが最期まで安心して暮らせるようにしたい
・家族が安心して暮らせるようになった後は財産を特定の団体に寄付したい

家族信託契約を結ぶことによって、より柔軟な財産の承継ができるようになりますが、その反面、財産の管理をまかされた親族とそのほかの親族との間に不公平感が生まれるなどのデメリットが生じる可能性もございます。
また、比較的新しい分野であるため、制度の内容も世間に浸透しているとまではいえないのが現状です。
当事務所では、家族信託契約案を何度もすり合わせ、必要に応じてご家族の皆様にも内容のご説明をするなどし、可能な限りかかわる皆様がご納得できる財産管理方法をご提案いたします。