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地主との良好な関係は、借地権の価値を高める！？
借地権者が地主との良好な関係を保つことは、資産価値を高めることにもつながります。
以外に感じるかもしれませんが、実際に地主とトラブルを起こして揉めている場合、その借地権付きの建物の売買価格に影響が出てくるのです。
地主と揉めると、買い手がつかない！？
地主との関係が悪化している場合、借地権付き建物の売却が困難になる恐れもあります。もともと借地権を第三者へ売却する際には、地主の承諾を必要とします。関係が悪化している状況ですと、最悪承諾してもらえない可能性も出てきます。地主さんはお歳を召された方が多いため、一度関係を悪化させると改善を試みるのは非常に大変です。
法的には裁判所に「地主の承諾に代わる許可」というものを出してもらうこともできるので、認められれば売却自体は可能となりますが、いずれにしても面倒なことに変わりはありません。
このような手続きが必要になる物件は、当然のことながら買い手が付きにくくなります。買い手が少ないということは、自ずと売却価格を値下げしていかなければならず、結果的に資産価値の低下ということになってしまいます。
ですから、借地権付きの建物をご所有の場合は、できる限り地主との良好な関係を維持していくことが、非常に重要であると言えます。
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