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葬儀の種類
お葬式には、さまざまな種類があり、葬儀の宗教や日程・規模により大別することができます。
~宗教による葬儀のちがい~
■仏式葬
仏式葬は、仏教の葬儀をいいます。一口に仏式葬といっても、いろんな宗派がるため、それぞれ少しずつ作法が異なります。
日本ではほとんど仏式で葬儀が執り行われているメジャーな葬儀スタイルです。
*お葬式の流れ
仏式葬では、臨終後から火葬後まで細かな葬送儀礼がありますが、主なものはお通夜・葬儀・告別式です。
1.臨終後
〈末期の水〉
亡くなられてからすぐに、その場に居合わせた人の間で末期の水をとります。脱脂綿やガーゼを縛りつけた新品の筆や割りばしで、故人様の唇に浸します。病院で行うことが多く、その後は看護師の方が湯灌や清拭をしてくださいます。
〈枕飾り〉
ご遺体を自宅や斎場に搬送したら、ご遺体を納棺までの間安置します。このとき、北枕にして寝かせ、掛布団を逆さまに掛けます。そのほかにもいくつかのしきたりがあり、ご遺体のそばに置く飾りを「枕飾り」といいます。
仏教では、白い布を掛けた小さな机に「香炉」「燭台」「花瓶」の三具足を置くのが習わしです。そのほかに鈴や枕団子、茶わんを並べ、香炉には線香を立てます。枕飾りが済んだら、僧侶をお招きして「枕づとめ」を行い、枕経をしていただきます。
2.お通夜
お通夜では、僧侶に読経を唱えていただき、参列者でご焼香を行います。お通夜のあとは、お通夜や葬儀の準備を手伝ってくださった人や参列者をもてなす「通夜ぶるまい」を行うのが習わしです。
3.葬儀・告別式
仏教では、故人様をあの世へ送り出す葬儀と、残された人々が故人様との別れを惜しむ告別式が行われます。もともと葬儀と告別式は別々のものですが、最近では、葬儀と告別式をまとめて行ってしまうことが増えています。
■神式葬
神道では、仏教でいうお通夜・葬儀・告別式をまとめて「神葬祭」と称します。神社は神聖な場所とされていることから、葬送儀礼は神社では行わず、自宅や斎場で行います。
*お葬式の流れ
1.臨終後
〈枕直しの儀〉
ご遺体を安置したら、白い布をかぶせた小さな机(または儀式に用いる「案」)の上に三方を置き、「水」「塩」「洗米」「御神酒」などを並べます。ご遺体の顔を白い布で覆うという点では仏教と同じですが、北枕や西枕を向けて寝かせます。正式には、ご遺体を安置した後に、神官をお呼びして「枕直しの儀」を行いますが、最近は省略する傾向にあります。
2.通夜祭
通夜祭では、神職である斎員が「饌(せん)」という食べ物を備えて、斎主が祭祀の奏上を行います。その後は、祭壇に玉串を備える「玉串奉奠」をおこないます。玉串奉奠とは、祭壇に玉串を捧げる儀式をいいます。
〈玉串奉奠の作法〉
(1)神官に一礼して玉串をとる
(2)玉串を回して持ちかえる
(3)玉串を捧げて二礼二拍手一礼する
3.葬場祭
神道では、仏式でいう葬儀と告別式にあたるものとして、「葬場祭」というものがあります。
総城塞では、通夜祭と同様に玉串奉奠があり、以下のように進行していきます。
(1)斎主修祓
(2)献饌・奉幣
(3)斎主祭詞奏上
(4)玉串奉奠
(5)徹饌・徹幣
(6)昇神の儀
■キリスト教葬儀
キリスト教の葬儀は、主にカトリック式とプロテスタント式の葬儀に分かれます。それぞれ特色があり、葬儀の作法がちがいます。
例えば、カトリックでは聖職者を「神父」と呼び、プロテスタントでは「牧師」と呼びます。
*お葬式の流れ
1.臨終後
キリスト教でも、他の宗教と同様に白い布でご遺体の顔を覆います。ご遺体のそばには、「十字架」「燭台」「聖書」などを置くのが一般的です。
2.お通夜
カトリック式では、聖歌斉唱と聖書朗読を行い、プロテスタント式では賛美歌斉唱と聖書朗読を行うのが通例です。
3.葬儀
カトリック式では、葬儀のことを「葬儀ミサ」とよび、教会が主体となり執り行われます。葬儀ミサでは、「言葉の典礼」と「感謝の典礼」が行われ、遺族が奉納したパンとブドウ酒を用いて行うのが特徴です。
プロテスタント式では、オルガンの演奏により葬儀が始まり、賛美歌の斉唱、聖書の朗読を行います。
パンとブドウ酒を用いるのは、葬儀ではなく洗礼を受けている人が危篤状態になったときに行う「聖餐式」においてです。
■無宗教葬
最近では、宗教に対する価値観の変化などを理由に、無宗教葬が増えてきています。自由葬とも呼ばれ、自由に葬儀形式・内容を決めることができます。自由に音楽の演奏や、思い出のスライド写真を流しながら故人様との最後の別れの時間を過ごすことができます。
著名人が亡くなられたときは、身内だけで葬儀を済ませてから、後日改めてお別れ会(偲ぶ会)を行うこともあります。
~日程によるちがい~
■一般葬
一般葬とは、故人様と生前ご縁のあった方々を広くお招きして、お通夜から葬儀・告別式・火葬までの流れを一通り行う葬儀スタイルをいいます。一般葬は、昔から日本で行われてきた伝統的な葬儀スタイルであるため、馴染み深い方も多いのではないでしょうか。最近では、たくさんの人をお呼びして派手に葬儀を行うよりも、比較的シンプルな葬儀が好まれるようになってきているため、減少傾向にあるようです。
一般葬の特徴として、会葬者からいただく香典が多く、葬儀全体の金額よりも、実費負担の額が大幅に少なくなるというものがあります。
■一日葬
一日葬とは、お通夜を行わずに、一日で葬儀から火葬までを済ませる葬儀スタイルをいいます。お通夜を省略するため、あまりおおげさに葬儀を行いたくない方や、仕事が忙しくお葬式に時間を割くことができない方、ご高齢で身体的な負担を軽減したい方に好まれています。
■直葬(火葬式)
直葬(火葬式)とは、お通夜・葬儀・告別式などの葬送儀礼を行わず、ご遺体を安置してからそのまま火葬場に向かい、故人様を荼毘にふす葬儀スタイルをいいます。直葬では、式を行わないため、式場使用料など施行料がかからず費用を大幅に抑えることができる一方で、戒名を受けないことから、菩提寺から納骨を断られるデメリットもあります。安易に直葬を選ばずに、家族や親族などに一度相談してから決めることをオススメします。
~規模によるちがい~
従来の葬儀では、故人様の友人・知人・会社関係者などを広くお呼びする葬儀が行われてきましたが、近年は、身内だけでひっそりとおわなわれるようになってきました。
■家族葬
家族葬とは、一般弔問客を広くお呼びせずに、身内だけ行う葬儀スタイルをいいます。遺族側は、参列者の接待に追われずに、ゆっくりと故人様との最期の時間を過ごすことができるため、最近人気傾向の葬儀形式です。必ずしも家族だけで行うわけではなく、身内だけの数人で家族葬を行うケースもあれば、故人様と親しい友人まで含めて数十人で行うケースがあります。
なお、基本的に一般弔問客をお呼びしないため、香典収入は期待できません。
■社葬
社葬は、通常の個人葬とちがい、会社が主催となって費用を負担し、運営する大規模な葬儀スタイルをいいます。会社の代表や会長など重要な人物が亡くなられたときや、勤務中に事故などで写真が殉職したときに行われます。社葬を行う際は、その前後で遺族だけで行う密葬を行うのが通例です。
なお、葬儀を行うために必要な費用は、福利厚生費として経費に算入することができます。
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