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悪徳商法と個人情報の流出
悪徳商法や詐欺の手口には、たくさんの疑問と不思議な出来事があります。
普段なにげなく生活をしていますが、こんなことはないですか？
■ 知らない人からの電話
■ 勝手に届くダイレクトメールやハガキ
■ あなたの名前や年齢、誕生日などを把握して、知り合いを装う携帯電話へのコール
などの経験はないですか？ほとんどの人は、１つくらい経験があると思います。また、不思議に思っている方も多いはずです。では、なぜこのようなことが起こるのか
| Ｑ１． どうして携帯番号を知っているの？ Ａ． 悪徳商法で出回っているリストは、以前は学校リストが主流でしたが、現在では携帯の普及に伴い、学校の卒業リストでは自宅の電話番号しか分かりません。 そこで、携帯電話の購入者リスト、レンタルビデオ会員情報、下着の購入者リスト、結婚相談所入会リスト、懸賞付き応募ハガキリスト、ダイエット食品購入者リストなどがあります。 これらは、学校リストが１人当たり５〜１０円、特殊内容リストが１人当たり１０〜２０円で売買されているのです。特殊内容リストには、電話番号、住所、職場、趣味の他、スリーサイズの情報などが記載されているものもあります。 |
| Ｑ２． どのように特殊リストを集めているの？ Ａ． 上記Ｑ１に記載してある他にもたくさん手段はあります。 街頭でのアンケート、悪徳業者が作った懸賞サイト、出会い系、アダルトサイトの利用、アダルト施設の利用、郵送での商品購入、エステの利用など、他にもリストを集めようと思えばいくらでも手段はあります。 悪徳業者から電話があった方は、身に覚えがあるはずです。 |
| Ｑ３． アンケートには答えない方が良いの？ Ａ． もちろん、本当に市場調査で行っている正規のアンケートもありますので、全てが悪徳業者というわけではありません。ただ、個人情報に関しては特に書き込む義務はありません。 アンケートならＹＥＳ・ＮＯの範囲で答えれば良いでしょう。プライベートな情報をしつこく要求してくる場合には気をつけましょう。 |
| Ｑ４． その他にも個人情報が漏れることはありますか？ Ａ． 上記に身に覚えがなくても、知人が『知り合いを紹介してくれればポイントが付く、プレゼントがある。』などと言われて勧誘された場合は、勝手に番号を教えられている可能性があります。 友達に誘われて参加したコンパや、パーティー会場などにも、あなたの情報を狙っている人がいるかも知れません。他にも、私たちが想像もつかない手法で情報の収集を行っていることでしょう。 |
現在の社会では、私たちの個人情報はすぐに流出してしまう傾向にあります。
個人のプライベートな情報に関しては、多くを語らないことをお勧めします。
また、たとえ電話がかかってきても、知らない人からの電話は無視しましょう。
相手にすると何度でもかかってくる恐れがあります。
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